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第6回 疲れない立ち方

2017.07.05 | Category:

こんにちは!とり整骨院・とり鍼灸院の鳥山です!

 

疲れない身体コラムの第6回目、「疲れない立ち方」についてです。

今回は足の骨の構造を説明しながら、効率の良い立ち方について書いていきたいと思います。

 

結論からいいますと、「骨で体重を支えて、余計な筋肉を使わない」のが効率の良い立ち方です。それがどのような立ち方かを説明していきますね。

 

下腿の骨の構造を示します。

引用 プロメテウス解剖学 アトラス 解剖学総論/運動器系 第2版 医学書院

 

下腿の骨は、内側に太い脛骨(けいこつ)と、外側に細い腓骨(ひこつ)があります。

さらに脛骨腓骨と足の距骨(きょこつ)が関節を作り、体重を支えています。

 

さて、ここで効率よく「骨で立つ」ことを考えたときに、脛骨と腓骨のどちらで体重を支えるのが良いのでしょうか。

 

答えは脛骨です。というのも2つの理由があります。

①脛骨の方が太い。

太い骨のほうが体重を支えるのには適していますね。ゆえに、脛骨の軸と荷重線が一致するのが「骨で立つ」という状態なのです。

②脛骨と距骨の関節面と、腓骨と距骨の関節面を比べたときに、脛骨と距骨の関節面のほうが上からの荷重を支える構造になっています。腓骨と距骨の関節面は傾斜がついていて、上からの荷重には弱い構造をしていますね。

 

脛骨ではなく腓骨で体重を支える場合、骨で支えられない分を筋肉で補うことになります。それでは立っているだけで疲れてしまいます。腓骨側に体重がかかっている場合、O脚になりやすいです。膝関節の内側にも荷重がかかりやすいために、膝も痛めやすいです。

X脚でも余計な筋力が必要ですし、膝にも負担がかかります。

 

ここまでは左右方向での荷重について説明してきましたが、続いては前後方向です。

 

脛骨で体重を支えたときに、前後方向の重心線はどこにあるのが最も「骨で立つ」状態に近づくでしょうか。やはりこれも脛骨の骨軸に荷重線を一致させる場合です。つまり、脛骨の下の距骨に荷重がかかるのが、最も「骨で立つ」ことになります。

 

これは運動学の重心線と比べると後ろ側(かかと側)です。運動学では「外顆(外くるぶし)の前方5~6㎝」のところに重心線が通るとされていますが、その場合脛骨の骨軸で体重を支えることが出来ないと私は考えています。重心が前にある分、前側への転倒防止のためにヒラメ筋の活動も必要になります。ヒラメ筋を使って重心が前方にあるよりも、骨で立って筋出力を少なくするほうが効率が良いと私は考えています。ゆえに脛骨の下にある距骨に荷重がかかるのが効率が良い立ち方という考えなのです。

 

今回のコラムは、効率よく脛骨で体重を支えましょう、という内容でした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

第5回 疲れない肩甲骨 その2

2017.06.17 | Category:

こんにちは、とり整骨院・とり鍼灸院の鳥山です。

 

さて、本日は疲れない肩甲骨 その2です。

前回のコラムでは疲れない肩甲骨のポイントとして、

1.肩甲骨が正しい位置にあるか

2.肩甲骨の可動域は充分か

というお話をしました。

 

今回のコラムでは、肩甲骨の可動性についてお話していこうかと思います。

 

普段肩甲骨を意識して動かしている方は、運動をしている方を除けば少数なのではないでしょうか?実は私もこの業界に入るまではあまり肩甲骨について意識したことはありませんでした。肩甲骨を意識していない方は、「そもそも肩甲骨って動くの?どういった動きをするの?」という疑問があるのではないでしょうか。今回のコラムでは、その疑問を解消するべく、解剖学的、運動学的に肩甲骨について説明していこうと思います。

 

まず、肩甲骨がいかに可動性のある骨かということを解剖学的にお話していきます。肩甲骨が動くというイメージがないと、実際に動かすことは難しいですからね。

 

肩甲骨の可動性を説明するうえでの最も重要なポイントは、『肩甲骨は体幹の骨と関節を作っていない』という点です。肩甲骨は体幹と別れているのです。

体幹と骨でつながっていないと聞くと、肩甲骨は自由に動きそうな気がしてきませんか?

なお、肩甲骨と胸郭(ここでは肋骨と考えて頂いて構いません)の間は肩甲胸郭関節と呼ばれますが、それは骨性の関節ではありません。筋肉を介しています。胸郭の上を肩甲骨が滑るように動くのです。

 

ちなみに、上肢と体幹の関節は鎖骨と胸骨をつなぐ胸鎖関節のみです。

引用 医歯薬出版株式会社 斎藤宏・鴨下博 著「運動学  改訂第3版」

 

胸鎖関節は小さな関節です。この関節しか体幹と上肢をつなぐ骨性の関節が無いことは、腕を自由に使える一つの要因です。

 

 

解剖学的に肩甲骨は動きやすいというのはイメージできましたでしょうか?少し難しい内容なので、イメージできなくても大丈夫です。へー、そうなんだー程度に思っていてください。

 

さて、解剖学的に肩甲骨が動くということをお話しましたので、次は具体的にどのように動くかを簡単に説明していきます。

引用 医歯薬出版株式会社 斎藤宏・鴨下博 著「運動学 改訂第3版」

図のように、上がったり、開いたり、回ったり、傾きがついたりと動くのです。肩甲骨の動きについてはまた改めてコラムを書こうかと思います。

 

肩甲骨が動いている実感がない方は、肩甲骨が非常に動きやすいということをご認識ください。それが「疲れない肩甲骨」への第一歩です。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

第4回 疲れない肩甲骨

2017.06.06 | Category:

こんにちは、とり整骨院・とり鍼灸院の鳥山です!

 

今回の疲れない身体コラムのテーマは「疲れない肩甲骨」です。

 

肩甲骨は肩にある骨で、三角形の平べったい骨です。背中側にあり、肋骨の上に乗っかっているように位置しています。

「疲れない肩甲骨」のポイントは、

1.正しい位置にあるか

2.可動性が保たれているか

の2つです。ただし、この2つのポイントに問題がある方は多いです。

 

多くの方は

・理想の位置よりも肩甲骨が前方にある

・肩甲骨周りの筋肉が硬いために動きが悪い

という問題を抱えています。

 

その原因の一つが長時間のパソコンやスマホです。パソコンやスマホを使っている姿勢は、肩甲骨が前方に移動しています。その状態で固定されてしまうと、肩が前に入っている状態、いわゆる巻き込み肩という状態になります。巻き込み肩は筋肉のバランスも崩れますし、猫背にもなりやすい状態です。巻き込み肩の場合、胸側にある大胸筋や小胸筋が硬くなっていることがほとんどです。それらの筋肉を緩めることによって、肩甲骨は理想の位置に近づいていきます。

 

また、肩甲骨は腕の動きとも非常に関連があります。

腕を横から上に上げていくとき、その腕の動きは、肩関節が2、肩甲骨が1の割合でそれぞれが担っています。180°腕を上げたとき(真上に上がった状態)、肩関節によって120°、肩甲骨によって60°上がっているのです。(これを肩甲上腕リズムといいます。)

単純に言い換えれば、腕を上げていく動きの1/3は肩甲骨が担っているのです。

 

肩甲骨周りの筋肉が硬くなることによって、肩甲骨の動きが制限されます。そうすると、腕の動きも制限されてしまうのです。それでは効率が悪くなってしまいますね。悪い動きはストレスになってしまいます。動きの悪い肩甲骨は「疲れる肩甲骨」なのです。そのため、肩こりや頭痛、首の痛みなども起こしやすいです。

 

ここで、肩甲骨の動きを調べる簡易的なチェック方法をご紹介します。気をつけの姿勢から、肘を伸ばしたまま横に上げていき、そのまま上がるところまで上げていきましょう。耳と腕がくっつきますか?くっつかない場合は肩甲骨の動きが悪くなっている可能性があります。

 

肩甲骨の動きを整えるには、菱形筋や小胸筋、僧帽筋、前鋸筋、広背筋、大胸筋などのバランスをととのえたり、ゆるめたりする必要があります。肩甲骨の位置や動きを整えることによって、「疲れない身体」に近づくことができるのです。

 

肩の動きがいいのは快適です。みなさんも疲れない身体を目指しましょう!

 

本日もコラムを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

第3回 疲れないお腹

2017.06.03 | Category:

こんにちは!とり整骨院・とり鍼灸院の鳥山です。

さて、本日は疲れないお腹をテーマに話をしていきます。

 

本日の「疲れないお腹」のポイントは、

1.お腹のどこに力を入れるのか

2.そこに力が入っていると、どのようなメリットがあるのか

の2点です。

 

まず、どこに力を入れるのかですが、ズバリ、おへそのラインです。

 

おへそのラインに力が入っていないと、いわゆる反り腰という腰が反っている状態になります。背中側に力が入っている状態のため、腰痛を起こしやすいです。

 

おへそのラインに力が入っているかの簡単なチェック方法をご紹介します。

準備するものは、薄手のタオルです。

1.薄手のタオルを長軸方向に2回折り、帯を作ります。

2.あおむけで寝て、おへそに下にタオルで作った帯を置きます。

3.帯を横に引っ張ります。

帯を引っ張った時に引き抜けなければ力が入っている状態(目指すべき疲れないお腹)、引き抜けた場合は力が入っていない状態(疲れるお腹)です。

 

おへそに力が入っていない場合、帯は横にスルスルと引き抜けてしまうのです。腰が反っているので、床と腰の間に隙間があいているためです。

おへそのラインに力が入っている場合は、いくら引っ張っても帯は引き抜けません。

 

帯が引き抜けてしまった方は、おへそを床に押し付けるように腹筋に力を入れてみましょう。その際のポイントは、必ず「おへその高さで床に押し付ける」ということです。おへそのラインよりも高くても低くても「疲れないお腹」にはなりません。

立っている時や歩いている時でも、この「疲れないお腹」を作れるようになると、「疲れない身体」に近づくことが出来ます。

 

というのも、「疲れないお腹」には次のようなメリットがあるためです。

1.おへそを中心(支点)に効率よく手足を動かすことが出来るようになります。

2.腹筋がコルセットの役割をしてくれるため、腰に負担がかかりにくいです。

 

また、ウエストが引き締まるため、見た目もカッコよいです。背筋も自然に伸び、手足を大きく振れるようになるため、颯爽と歩けるようになります。

 

お腹の意識次第で、運動の効率や、見た目が変わってきます。みなさんも「疲れないお腹」を目指してみませんか?

 

本日もコラムを最後までご覧いただき、ありがとうございました。次回のコラムもご期待ください。

第2回 疲れない股関節

2017.05.30 | Category:

こんにちは!鳥山です!

 

さて、今回の疲れない身体コラムのテーマは、股関節です。

 

一言で説明すれば、「疲れない股関節=解剖学的に運動学的に効率が良い股関節」です。

疲れない股関節がどういったものかというのを説明していきます。

解剖学や運動学をベースにして説明しなければいけない部分もあるため、聞きなれない用語が出てきます。解説をしながら説明していこうかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

 

 

まず、股関節は骨盤と大腿骨(ふとももの部分の骨)をつないでいる関節です。

大腿骨の関節を作る部分は球の形をしているため、いろいろな方向に動く関節です。

 

股関節の動きは

①屈曲:膝がおなかに近づく動作

②伸展:膝が背中側に近づく動作(アキレス腱を伸ばすストレッチの、後ろ足の動き)

③外旋:外に回す動作(がに股になる動作)

④内旋:内に回す動作(内股になる動作)

⑤外転:真横(外方向)に上げる動作

⑥内転:真横(内方向)に上げる動作

の6つから成り立っています。これらの動きが組み合わさることによって、私たちは歩いたり走ったり様々な運動を行っています。

図では、矢印の方向が動きの方向です。

 

 

映像で見るとイメージしやすいかと思うので、参考にyou tubeのリンクを貼ります。

 

 

これらの動作には、相性がいい動作の組み合わせ、相性が悪い動作の組み合わせがあるのです。

相性がいい組み合わせが効率が良い動作です。

 

結論から言いますと、相性がいい=効率がいい組み合わせ下記の組み合わせです。

①屈曲 と ③外旋 と ⑤外転

②伸展 と ④内旋 と ⑥内転

この組み合わせを理解していると、効率の良い股関節の使い方が出来、疲れにくいのです。例を出して説明していきます。難しく考えないで下さいね(^^)

 

まず、①屈曲 と ③外旋 と ⑤外転です。立った状態で右膝をお腹に近づけたときに、足を外に開いていくのがこの動作です。

逆に膝をお腹に近づけながら内側に寄せていくと、①屈曲 と ③内旋 と ⑤内転という組み合わせになります。これは相性が悪い組み合わせです。

 

試しにやってみて下さい。前者のほうがスムーズに動きませんか?スムーズに動くというのは疲れないということなのです。関節の構造上、前者の方がスムーズなのです。

 

 

次に②伸展 と ④内旋 と ⑥内転です。立った状態で左足を前、右足を後に開き左ひざを曲げます。アキレス腱ストレッチのような体勢です。そこから右足で地面をけって前進するときに、内側にねじりを加えたほうが歩きやすいでしょうか?外側にねじりを加えたほうが歩きやすいでしょうか。

 

こちらも前者のほうがスムーズに動きませんか?やはり前者の組み合わせのほうが効率が良いのです。

 

この組み合わせ

①屈曲 と ③外旋 と ⑤外転

②伸展 と ④内旋 と ⑥内転

これを左右の股関節で交互に行うと、歩くという動作になるのです。

 

 

皆さんの中でO脚やX脚の方はいないでしょうか?

O脚の方は、歩くときに後ろ足の股関節が②伸展位 ③外旋 ⑤外転になっていませんか?

X脚の方は、前足が①屈曲 ④内旋 ⑥内転 になっていませんか?

これでは効率が悪くて疲れてしまいます。一歩ではあまり差は出ないかもしれませんが、歩数を重ねるたびにその差は大きくなります。

疲れますし、けがもしやすいです。そして見た目もカッコ悪いです。

 

効率よく、そしてかっこよく歩くためにも股関節を意識してみるのはいかがでしょうか?

 

本日は股関節をテーマにお話をさせて頂きました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回のコラムにもご期待ください。

第1回 疲れない体の使い方を目指す

2017.05.18 | Category:

皆さん、こんにちは!

疲れない身体というテーマでコラムを書かせていただます、とり整骨院・とり鍼灸院 院長の鳥山です!

よろしくお願い致します。

 

記念すべき第一回目となる今回は、なぜこのテーマでコラムを書こうと思ったかを説明しようと思います。

 

人間の身体とは非常に奥深いものです。

人間の身体は様々な筋肉や骨、関節、神経、軟部組織、血液などから複雑に構成されており、それらがダイナミックに運動します。普段は無意識で体を動かしていても、神経の伝達や筋肉の収縮、伸張などが複雑に組み合わさった運動なのです。

その運動に効率がいい、悪いがあるのです。運動を良くされている方は意識されているかもしれませんね。

私自身、合気道やブラジリアン柔術などを経験していますので、効率を考えながら運動してきました。それらの武道では、余計な力みは大敵です。相手を倒してやろうと意気込んでしまうと、むしろ技がかからなくなってしまうのです。原因は、力の効率が悪くなってしまうから。

身体を効率よく使うことの素晴らしさを皆さんに知ってほしく、コラムを書こうと思ったのです。

 

効率の良い身体には次のようなメリットがあります。

1.疲れにくい

2.怪我をしにくい

3.動作が美しい

 

効率が良ければ当然省エネ、疲れにくいです。

また、身体に余計な負担がかからないため怪我をしにくいです。

さらに、動作が美しいのです。オリンピック選手などの一流のアスリートの動作は見ているだけで惚れ惚れしますね。一流のレベルまで行かなくても、効率よく立てる、歩けるというのは美しいのです。

現代社会はパソコンやスマホなど、姿勢を崩す原因になるものがたくさんあります。その中で効率の良い身体を作っていくには、十分な意識が必要です。このコラムが、少しでも皆さんのお役に立てればと思う次第です。

 

次回以降、解剖学や運動学などに基にした、効率の良い動作についてコラムを書いていきますので、ぜひお読みください。

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