身体を動かす重要性
昨今自分自身で健康を促進するための運動を実施される方が増えておりますが「定期的に運動をしている方」は本当に増えているのでしょうか?厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、運動習慣のある人の割合は、男性が33.4%、女性が25.1%となっており、この10年間では女性が減少しております。
年代別にみると、男女とも70歳以上が、男性42.7%、女性35.9%と最も高くなっておりますが男性は40代~50代、女性は20代~50代は運動不足が生じているといっても過言ではありません。
※生命保険文化センター引用
定期的な運動をしないと股関節、背骨、肋骨が固まる
これはよく患者様にもお伝えしているのですが『定期的な運動を行わないと骨や筋肉、関節の動きが悪くなり体が固くなります』。例えば開脚のストレッチにしても『昔はもっと開いて床に顔がついたのに今では全くつかない』といった経験をされたことはないでしょうか?元々体が固い方は一定数おりますが、年齢を重ねることで骨、筋肉、関節の可動域が制限されることは間違いありません。
股関節、背骨、肋骨が固まりやすい動作
以下のような日常生活を過ごしていると股関節、背骨、肋骨が固まりやすくなってしまいます。
- 長時間のデスクワーク作業
- 1日1時間を超えるスマホ操作
- 週1回運動をしていない
- お風呂上りにストレッチをしていない
- 歩く機会が少ない
- 階段の昇り降りをしていない
- スーパーに買い物に出る機会が少ない
- 体のメンテナンスを受けていない
正直な所、生活習慣を変えることはなかなか難しいと思われます。然しながら定期的な運動をせずに今まで通りの日常生活を過ごしているといつかは『身体が大きな悲鳴』を上げてしまいます。この問題を解決するために当院が提案したいことは『身体の定期メンテナンス』を受けて頂くことです。
一時的なリラックス効果を生むマッサージを受けるのではなく、体を支える骨格や筋肉の状態を定期的に検査し、できれば検査した医療機関で患者様に合わせた運動を行うことが理想的です。もちろん当院でも体の骨格・筋肉の状態を検査し、患者様の状態に合わせた的確な運動指導を行うことができますので是非運動不足に心当たりがある方はご相談下さいませ。
体を支える骨格や筋肉の定期メンテナンスで猫背が解消する!?
体を支える骨格や筋肉の定期メンテナンスで猫背等の不良姿勢も改善することが可能です。なぜ猫背や側弯症等の不良姿勢になるのか?一番の原因は骨、筋肉の可動域が狭くなることが要因であると当院は考えております。昨今、思春期側弯症(10歳以降に発症)の患者様が増加しているのもスマートフォンの普及に伴う不良姿勢が大きな要因の一つであります。不良姿勢を改善するためには日常生活を見直す必要もありますが、身体の定期メンテナンスで症状を好転させることも可能です。そのため、少しでも体に支障をきたしていたり、運動不足であることを実感されている方は一度当院にご相談頂けると幸いです。