トランス脂肪酸の影響
こんにちは!とり整骨院・とり鍼灸院の鳥山です!
東京は雨続きでしたが、明日28日はようやく晴れ間も見えるようです。ただ、そのあと大型で強い台風24号が接近してくるそうです。皆さん、ご注意くださいね。
さて、本日はトランス脂肪酸についてです。
皆さんもトランス脂肪酸を耳にしたことがあるのではないでしょうか?一時期、マーガリンに含まれているトランス脂肪酸が健康に悪影響があると話題になっていましたね。本日は、トランス脂肪酸が人の身体に対してどのような影響があるのか、についてお話していきます。最後までお付き合いください!
トランス脂肪酸の摂取量が増えると、次の悪影響があると報告されています。
・血中LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増加する
・血中HDLコレステロール(善玉コレステロール)が減少する
・血管壁で活性酸素の生成を増強する
その結果として、動脈硬化になりやすくなると考えられているため、トランス脂肪酸の取りすぎは避けるべきと言われているのです。トランス脂肪酸の摂取量がエネルギー摂取量あたり2%増加すると、心疾患のリスクが20%増加するといわれています。
ただ、実際のトランス脂肪酸の摂取量を考えるとどうなのでしょうか?
日本人の平均的な食生活で摂取されるトランス脂肪酸の摂取量は少なく(エネルギー摂取量あたり1%未満といわれている)、健康への影響は少ないといわれています。
なので、もちろん取りすぎはいけませんが、日本においてはトランス脂肪酸はあまり気にする必要はないのかもしれませんね!
白金・恵比寿・広尾のとり整骨院・とり鍼灸院では、国家資格保有の施術者が施術をします。お困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
参考文献
寺田新”スポーツ栄養学 科学の基礎から「なぜ?」にこたえる”東京大学出版会(2017)