Blog記事一覧 > 猫背矯正,猫背矯正・姿勢矯正 > 肩こりは肩を揉むだけでは改善しない?肩甲骨・胸郭との関係を整骨院が解説 肩こりは肩を揉むだけでは改善しない?肩甲骨・胸郭との関係を整骨院が解説 2026.08.28 | Category: 猫背矯正,猫背矯正・姿勢矯正 「肩が凝ったら、とりあえず肩を揉む」 肩こりがつらいとき、多くの方がまず思いつく対処法ではないでしょうか。実際、硬くなった筋肉をほぐすことで、一時的に楽になることはあります。 しかし、何度揉んでもすぐに肩が凝ってしまう場合、肩そのものだけではなく、肩甲骨や背中、胸郭などの動きにも目を向ける必要があります。 今回は、肩こりと肩甲骨・胸郭の関係について、とり整骨院・とり鍼灸院の考え方を交えながら解説します。 そもそも「肩こり」はなぜ起こる? 肩こりでは、首から肩にかけての筋肉に張りや重だるさを感じることが多くあります。 デスクワーク、スマートフォンの使用、長時間同じ姿勢を続けることなどがきっかけになることも少なくありません。 たとえばパソコン作業中に、 「頭が身体より前に出ている」「背中が丸まっている」「肩が前に入っている」 という姿勢が長時間続けば、頭や腕を支えるために首・肩周辺の筋肉へ負担がかかります。 ここで重要なのが、肩は単独で動いているわけではないということです。 肩を動かすとき、肩甲骨も動いている 腕を上げてみると、腕だけでなく肩甲骨も一緒に動きます。 肩関節と肩甲骨が協調して動くことで、私たちは腕を大きく動かすことができます。 ところが、長時間のデスクワークなどで肩甲骨周辺の動きが少ない状態が続くと、腕や首周辺の筋肉に負担が集中しやすくなる場合があります。 そのため肩こりの方をみるときには、 「肩の筋肉が硬いか」だけではなく、「肩甲骨がきちんと動いているか」 を見ることも大切です。 さらに重要なのが「胸郭」の動き 肩甲骨は空中に浮いているわけではなく、肋骨でできた胸郭の上を滑るように動いています。 つまり、肩甲骨がスムーズに動くためには、その土台となる胸郭や背骨の動きも重要になります。 たとえば猫背の状態で腕を上げてみてください。 次に、少し背筋を伸ばした状態で腕を上げてみます。 人によっては、後者のほうが腕を上げやすく感じると思います。 これは、腕の動きが肩関節だけで決まっているわけではないことを示す簡単な例です。 肩甲骨、胸郭、背骨などが協調して動くことで、肩周辺への負担を分散しています。 「肩を揉んでもすぐ戻る」のはなぜ? 肩の筋肉が緊張しているのであれば、その筋肉をほぐすこと自体が間違いというわけではありません。 問題は、なぜその筋肉に負担がかかっているのかです。 たとえば、 胸郭が動きにくい↓肩甲骨が動きにくくなる↓腕を動かす際に肩周辺へ負担が集中する↓肩の筋肉が緊張する という状態だったとします。 この場合、肩だけを揉んでも、胸郭や肩甲骨の動きが変わらなければ、日常生活に戻ったときに再び同じ部分へ負担がかかる可能性があります。 これは「肩揉みには意味がない」という話ではありません。 症状が出ている場所への施術と、その場所に負担をかけている原因を探すことの両方が大切だと考えています。 デスクワークの肩こりでは「動かなさ」も問題になる 人間の身体にとって、「悪い姿勢」だけが問題とは限りません。 どれだけきれいな姿勢でも、何時間もほとんど動かなければ身体には負担がかかります。 そのためデスクワーク中は、「完璧な姿勢を維持しよう」と頑張りすぎるよりも、定期的に姿勢を変えることをおすすめします。 30分~1時間程度を目安に、 一度立ち上がる 肩をゆっくり回す 腕を上げる 胸を軽く開く 少し歩く など、身体を動かしてみましょう。 特別なストレッチを長時間行うより、同じ姿勢を長時間続けないことのほうが取り入れやすい場合もあります。 とり整骨院・とり鍼灸院が肩だけを見ない理由 肩こりで来院された方に対して、とり整骨院・とり鍼灸院では、症状のある肩だけを施術するとは限りません。 身体の状態に応じて、 首の動き 肩関節の動き 肩甲骨の動き 胸郭の動き 背骨の動き 日常生活や仕事での身体の使い方 などを確認します。 同じ「肩こり」という症状でも、身体の状態は一人ひとり違うからです。 肩周辺の筋肉を緩めることが必要な方もいれば、肩甲骨や胸郭の動きを出したほうがよい方もいます。 大切なのは、最初から「肩こり=この筋肉が原因」と決めつけないことだと考えています。 肩こりが長く続いている方へ 慢性的な肩こりがあると、「もう体質だから仕方がない」と思ってしまう方もいます。 しかし、 「肩を揉んでもすぐ戻ってしまう」「デスクワークをすると必ず肩がつらくなる」「肩だけでなく背中も硬い感じがする」「腕を上げると動かしにくさを感じる」 という場合には、肩以外の部分も一度確認してみる価値があります。 肩甲骨や胸郭、背骨まで含めて身体の動きを確認すると、これまでとは違った原因が見えてくることがあります。 なお、強い痛みやしびれ、腕に力が入りにくい、安静にしていても痛みが続くなどの症状がある場合には、整形外科など医療機関の受診が必要になることがあります。 恵比寿・白金・広尾で肩こりにお悩みの方へ とり整骨院・とり鍼灸院では、肩こりに対して「硬いところを揉む」だけではなく、なぜそこに負担が集中しているのかを考えながら身体をみていきます。 肩甲骨、胸郭、背骨など身体全体の動きを確認し、その方の状態に合わせて施術を行います。 恵比寿・白金・広尾周辺で、慢性的な肩こりやデスクワークによる首・肩のつらさにお悩みの方は、とり整骨院・とり鍼灸院までお気軽にご相談ください。