首を横に倒すと痛いのはなぜ?片側だけ痛む首こり・肩こりとの関係
「首を右に倒すと左側が痛い」
「首を横に倒したときだけ、首から肩にかけて突っ張る」
「左右で首の倒しやすさが全然違う」
「デスクワークをしていると、夕方になるほど首を横に倒しにくい」
このような症状はありませんか?
首の痛みというと「上を向くと痛い」「下を向くと痛い」という症状をイメージしやすいですが、首を横に倒したときだけ痛みや突っ張りを感じる方も少なくありません。
首を横に倒す動作を「側屈」といいます。側屈では首だけではなく、肩甲骨周辺の筋肉や胸郭なども関係します。
今回は恵比寿のとり整骨院・とり鍼灸院が、**「首を横に倒すと痛い」「片側だけ首が痛い」**という症状について、身体の動きという視点から解説します。
首を横に倒すとき、身体では何が起きている?
右耳を右肩へ近づけるように首を倒してみてください。
このとき、首の右側は縮み、左側は伸ばされます。
そのため「右へ倒すと痛い」という場合でも、
右側が詰まるように痛いのか、左側が引っ張られて痛いのか
によって身体の状態は異なります。
さらに首は独立して動いているわけではありません。首から肩甲骨につながる筋肉もあり、肩甲骨や胸郭の状態によって首周辺に感じる負担が変わることがあります。
そのため当院では、「首が痛い」という場所だけでなく、どちらへ動かすと、どこに、どのような痛みが出るのかを確認します。
右に倒すと左の首が痛いのはなぜ?
たとえば首を右へ倒したときに、左の首から肩にかけて突っ張る場合があります。
右への側屈では左側の組織が伸ばされるため、その動きに伴って張りや痛みを感じることがあります。
ここで大切なのは、
「左側が硬いから、とにかく強くストレッチすればよい」
と決めつけないことです。
首周辺には多くの筋肉や関節があり、症状の出方も人によって異なります。
また、右へ倒したときに右側の首が詰まるように痛む場合もあります。
同じ「右へ倒すと痛い」でも、痛みを感じる側によって考えるポイントが変わるため、施術を受ける際には「どちらへ倒して、どちら側が痛いのか」を伝えてみてください。
首こり・肩こりが強いと横に倒しにくくなる?
首を横に倒しにくい方では、首だけでなく肩周辺の張りを感じていることもあります。
特にデスクワークでは、長時間同じ位置で画面を見ることが多くなります。
「姿勢が悪いから首が痛い」と単純に決める必要はありませんが、長時間ほとんど姿勢を変えないことは身体への負担が偏る一因になります。
夕方になると首や肩が重くなり、
「朝は動いたのに、仕事が終わるころには首を横へ倒しにくい」
という方もいます。
このような場合には、首だけを揉むのではなく、肩甲骨や胸郭など周囲の動きも確認することがあります。
肩こりと肩甲骨・胸郭の関係については、**「肩こりは肩を揉むだけでは改善しない?」**の記事でも詳しく解説しています。
首を横に倒すと肩甲骨まで痛い場合
首から肩甲骨にかけては、僧帽筋や肩甲挙筋など複数の筋肉があります。
そのため首を動かしたときに、
「首だけではなく肩甲骨の内側まで突っ張る」
と感じる方もいます。
たとえば肩甲挙筋は首の骨と肩甲骨をつないでいる筋肉です。そのため首と肩甲骨は別々に考えるより、一緒に動きを確認した方がよい場合があります。
肩そのものを動かしたときにも痛みがある方は、**「肩を上げると痛い」**という症状について解説した記事も参考にしてください。
首を反らしたときにも痛い場合
首を横に倒すだけでなく、
「上を向くと首の後ろが痛い」
「横へ倒して、さらに少し後ろへ向くと痛い」
という方もいます。
この場合には側屈だけでなく、首を反らす動きや回旋などを組み合わせたときの症状も確認します。
以前の記事では、**「首を後ろに反らすと痛い」**という症状について詳しく解説しました。
横へ倒したときと上を向いたときの両方で痛みがある方は、こちらも参考にしてください。
自分で首を強くストレッチしてもいい?
首が横へ倒れにくいと、
「硬い方向へ強く伸ばせば柔らかくなるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、痛みが出ている状態で無理に可動域を広げようとすることはおすすめしません。
特に、
「痛いけれど我慢して伸ばす」
「手で頭を強く引っ張る」
「首を勢いよく回す」
といった方法は避けた方がよいでしょう。
まずは痛みが強く出ない範囲で首をゆっくり動かしてみてください。
デスクワークが長い方なら、首のストレッチだけに頼るより、
椅子から立つ、少し歩く、肩を軽く動かす、同じ姿勢を長時間続けない、
といった方法も取り入れやすいでしょう。
首こりと呼吸の浅さも関係する?
首こりが強い方から、
「疲れてくると呼吸まで浅い感じがする」
と聞くことがあります。
呼吸では横隔膜だけではなく、状況によって首や胸郭周辺の筋肉も働きます。
そのため首の症状を考えるときには、首だけでなく胸郭の動きや呼吸の状態が参考になることもあります。
以前の**「首こりと呼吸の浅さは関係ある?」**の記事で詳しく解説していますので、首肩の緊張と呼吸が気になる方はこちらもご覧ください。
病院では異常なし。でも首を横に倒すと痛い場合
首の痛みで医療機関を受診し、画像検査などで大きな異常を指摘されなかったものの、
「首を横へ倒したときの痛みだけ残っている」
という方もいます。
このような場合には、
右と左のどちらで痛むか
反対側はどのくらい動くか
上を向いても痛いか
肩を動かすと症状が変わるか
朝と夕方で違いがあるか
などを確認してみると、身体の状態を整理しやすくなります。
画像検査は重要ですが、日常生活で「どの動作をしたときに症状が出るか」という情報も身体を評価するうえで役立ちます。
このような症状では医療機関へ
首を横に倒したときの痛みだけでなく、腕や手に強いしびれがある、手に力が入りにくい、転倒や交通事故などのあとから痛みが出た、強い頭痛・めまい・発熱などを伴う、安静にしていても強い痛みが続く、といった場合には、まず医療機関での評価をおすすめします。
また、症状が急激に悪化している場合も自己判断せず受診してください。
とり整骨院・とり鍼灸院では「左右差」を確認します
恵比寿のとり整骨院・とり鍼灸院では、首を横に倒すと痛い方に対して、症状に応じて、
- 左右への側屈
- 首を反らす・曲げる動き
- 左右への回旋
- 肩の動き
- 肩甲骨の動き
- 胸郭の動き
- 痛みが出る側と反対側の違い
- デスクワークなど日常生活の状況
を確認します。
「首が痛いから首だけ」という見方ではなく、肩甲骨や胸郭なども含めて身体の状態を確認し、必要に応じて手技や鍼灸施術などを行います。
恵比寿・広尾・白金で「首を横に倒すと痛い」とお悩みの方へ
同じ首痛でも、
「右へ倒すと左が突っ張る」
「右へ倒すと右側が詰まって痛い」
「横に倒すと肩甲骨まで痛い」
「上を向いたときにも痛い」
では症状の出方が違います。
大切なのは、単に「首が凝っている」と考えるだけではなく、どの方向へ動かしたときに、どこへ症状が出るのかを確認することです。
恵比寿・広尾・白金周辺で、首を横へ倒すと痛い、左右差が気になる、デスクワーク後に首から肩がつらくなるといった症状でお困りの方は、とり整骨院・とり鍼灸院へご相談ください。











