肩こりと一緒に指先がしびれるのはなぜ?小指だけ・親指側だけのしびれと首こりの関係を解説
「肩こりがひどくなると、指先までジンジンする」
「デスクワーク中に右手の小指だけしびれる」
「首を動かすと肩から腕にかけてしびれが出る」
「朝起きると手がしびれているけれど、動かしていると楽になる」
このような症状はありませんか?
首こりや肩こりがある方の中には、肩の重さだけでなく、腕や指先のしびれを感じる方もいます。
特に30〜50代のデスクワークをしている方では、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用中に症状が気になることがあります。
ただし、「肩こりがあるから手がしびれる」と単純に考えることはできません。
指先のしびれには、首から出る神経だけでなく、肘や手首の神経、その他の病気が関係している場合もあります。
今回は恵比寿のとり整骨院・とり鍼灸院が、**「肩こりと手のしびれの関係」「小指だけしびれる場合」「親指・人差し指・中指がしびれる場合」**について、考えられる原因やセルフケア、医療機関を受診する目安を解説します。
肩こりがひどいと手がしびれることはある?
まず知っておきたいのが、首から腕や手に向かって神経が伸びているということです。
首の骨である頸椎から出た神経は、肩や腕を通り、手や指先へとつながっています。
そのため、首の神経が刺激されると、首だけでなく肩・腕・手に痛みやしびれを感じる場合があります。
一方で、肩こりは首や肩周辺の筋肉の張り、重だるさなどを指すことが多い症状です。
つまり、肩こりと手のしびれが同時にあっても、必ずしも同じ原因とは限りません。
肩こりだと思っていた症状の背景に神経の問題がある場合もあれば、首こりと手首の神経障害が別々に起きている場合もあります。
しびれが続いている場合には、まず整形外科などで原因を確認することが大切です。
首を動かすと腕や指先がしびれる場合
「首を右へ向けると、右肩から腕にかけてしびれる」
「上を向くと腕に電気が走るような感じがする」
という方もいます。
このような場合には、頸椎から出る神経の状態が関係している可能性があります。
代表的なものに、頸椎症性神経根症や頸椎椎間板ヘルニアなどがあります。
ただし、首を動かしたときにしびれるからといって、これらの病気と断定できるわけではありません。
首の動きによって症状が変化するかどうかは、身体の状態を確認するための重要な情報です。
首を動かしたときの痛みについては、以前の記事首を振り向くと痛いのはなぜ?左右どちらかだけ痛む首こり・肩こりを解説でも紹介しています。
ただし、しびれがある方は、この記事のストレッチなどを自己判断で行う前に医療機関で確認してください。
小指だけしびれるのは肩こりが原因?
「右手の小指だけしびれる」
「薬指と小指がジンジンする」
という場合には、肘や手首を通る尺骨神経が関係している可能性があります。
尺骨神経は、肘の内側を通って手の小指側へ向かう神経です。
たとえば、長時間肘を曲げていたり、机に肘をついていたりすると、肘周辺で神経に負担がかかることがあります。
肘部管症候群などでは、小指や薬指の一部にしびれが出ることがあります。
そのため、小指だけしびれる場合に、肩こりだけを原因として考えるのは適切ではありません。
首の問題でも似た症状が出ることがあるため、しびれる場所だけで自己診断せず、医療機関で確認することが大切です。
親指・人差し指・中指がしびれる場合
一方、
「親指と人差し指がしびれる」
「中指までジンジンする」
「夜中や朝方に手がしびれて目が覚める」
という場合には、手根管症候群などが考えられます。
手根管症候群は、手首の部分で正中神経が圧迫されることによって起こる病気です。
特徴的なのは、親指・人差し指・中指などにしびれが出やすいことです。
ただし、頸椎の問題でも親指側にしびれが出ることがあります。
どの指がしびれるのかは重要ですが、それだけで原因を特定することはできません。
症状が続く場合には、整形外科で神経の状態などを確認してもらいましょう。
デスクワーク中だけ手がしびれるのはなぜ?
「休日は平気なのに、仕事中だけ指先がしびれる」
という方もいます。
デスクワークでは、長時間同じ姿勢でパソコンを操作することがあります。
このとき、首だけでなく肩・肘・手首も一定の位置で使い続けています。
たとえば、画面を見るために首を前へ傾けている、肘を曲げたまま作業している、手首を反らした状態でマウスを操作している、といったことがあります。
ただし、姿勢が悪いから神経が圧迫されていると決めつけることはできません。
同じ姿勢で作業していても、症状が出る方と出ない方がいます。
仕事中にしびれが出る場合には、どのくらい作業すると症状が出るのか、休憩すると変化するのか、首・肘・手首のどこを動かすと症状が変わるのかなどを確認してみてください。
肩こりと手のしびれがあるとき、ストレッチしてもいい?
首や肩がつらいと、
「首を思い切り伸ばせば、しびれも取れるのでは?」
と考える方もいるかもしれません。
しかし、しびれがある場合には注意が必要です。
特に、首を後ろへ強く反らす、反対の手で頭を引っ張る、勢いよく首を捻るといったストレッチは避けましょう。
神経が刺激されている場合、無理な動作によって症状が強くなる可能性があります。
医療機関で重大な問題がないと確認され、運動を行ってよい状態であれば、痛みやしびれが強くならない範囲で身体を動かすことが基本です。
デスクワーク中には、定期的に立ち上がる、少し歩く、肩を軽く動かすなどの方法があります。
ただし、運動によってしびれが増える場合には中止してください。
肩こりを揉めば手のしびれも改善する?
肩こりがある方では、肩の筋肉を揉むことで一時的に軽く感じることがあります。
しかし、神経に問題がある場合には、筋肉を揉むだけでは対応できないことがあります。
たとえば、手首で正中神経が圧迫されている場合、肩の筋肉を揉んでも、その原因に直接対応しているわけではありません。
また、頸椎の神経が関係している場合にも、肩の筋肉だけを見ればよいとは限りません。
そのため、しびれがある方では、まず医療機関で原因を確認することが重要です。
そのうえで慢性的な肩こりや首こりが残っている場合には、肩関節や肩甲骨、胸郭の動きなどを確認することも選択肢になります。
病院では異常なし。でも肩こりと手のしびれが続いている
整形外科で診察や検査を受け、
「大きな異常はありません」
と言われたものの、手のしびれが続いている方もいます。
その場合には、症状の出方を整理してみてください。
特に、どの指がしびれるのか、片手だけなのか両手なのか、首を動かすと変化するのか、朝と夕方で違うのか、手に力が入りにくくないか、といった情報が重要です。
また、画像検査で大きな異常が見つからなかった場合でも、神経の問題が完全に否定されたとは限りません。
しびれが続く、範囲が広がる、以前より強くなる場合には、再度医療機関へ相談しましょう。
このようなしびれは医療機関を優先してください
手のしびれに加えて、手に力が入りにくい、物を落としやすくなった、ボタンを留めにくい、歩きにくさやふらつきがある、といった症状がある場合には注意が必要です。
特に、症状が急速に悪化している場合や、排尿・排便の異常を伴う場合には、速やかに医療機関で評価を受けてください。
また、突然片側の手足がしびれたり、顔の麻痺や言葉の出にくさを伴ったりする場合には、脳卒中などの可能性もあるため、救急車を呼ぶ必要があります。
しびれがある場合には、単なる肩こりと自己判断しないことが大切です。
とり整骨院では首だけでなく肩甲骨や胸郭も確認します
恵比寿のとり整骨院・とり鍼灸院では、首こりや肩こりがある方に対して、症状に応じて首の動き、肩関節の動き、肩甲骨や胸郭の動き、左右差、仕事中の姿勢や活動量などを確認します。
ただし、手のしびれがある場合には、まず医療機関で原因を確認していただくことを優先しています。
そのうえで、慢性的な首こりや肩こり、筋肉の張りなどが残っている場合には、身体の状態に合わせた施術を検討します。
当院では、痛い場所だけを見るのではなく、身体全体の動きや日常生活での負担を確認することを大切にしています。
慢性的な肩こりを繰り返している方には、必要に応じて運動を取り入れることもあります。
詳しくは、当院の腰痛・肩こり専門パーソナルトレーニング+整体をご覧ください。
なお、慢性的な肩こりへの施術は原則として健康保険の適用外です。施術内容や費用については、とり整骨院・とり鍼灸院の料金表をご確認ください。
恵比寿・広尾・白金で首こり・肩こりにお悩みの方へ
同じ「肩こりと手のしびれ」でも、首を動かすと腕がしびれる、小指だけしびれる、親指側だけしびれる、デスクワーク中に症状が強くなるなど、症状の出方はさまざまです。
手のしびれが続く場合には、まず整形外科などの医療機関で原因を確認することが大切です。
そのうえで、慢性的な首こりや肩こり、肩甲骨周辺の張りなどが残っている場合には、身体の動きや日常生活での負担を確認することも一つの選択肢になります。
とり整骨院・とり鍼灸院は、東京都渋谷区恵比寿3丁目にあり、広尾駅・白金台駅からも徒歩圏内です。
恵比寿・広尾・白金周辺で、デスクワークによる首こりや肩こり、繰り返す肩周辺のつらさでお困りの方は、とり整骨院・とり鍼灸院のお問い合わせページからご相談ください。











